画像解析

RustでOpenCV使ってみた

RustからOpenCVのロジックを呼び出す理由は特に無いのですが、Rustが好きなのでやってみました。 参考 https://github.com/twistedfall/opencv-rust https://docs.rs/opencv/latest/opencv/ 事前準備 MacOSでは brew install opencv でOpenCVをインストール…

簡単な輪郭(形)の解析をしてみました

輪郭(形)というと一見定量的に評価するのが難しそうな対象ですが、実は意外とできるということで簡単に実験してみました。 今回の方法の基盤となるのはフーリエ記述子という概念です。 解析対象は最近スーパーでニンジンを大量に買ったのでそれを使いまし…

葉面積測るアプリ作りました

これまでの記事で扱ってきた葉面積算出手順を簡単なWebアプリにしました。 https://simple-leaf-area.herokuapp.com 上記リンクにアクセスすると下図の右のようなページが開きます。 最初の画面 "Drag and Drop" と書いてあるエリアに葉面積を測りたい対象が…

被写体までの距離と画像から算出される面積の関係

画像上での被写体のサイズはカメラ-被写体間の距離に依存します。例えば被写体がカメラの近くに存在するときは大きく写ります。このことは、植物の非破壊によるフェノタイピングを行うため、例えば植物を上から取った画像から葉面積を算出するといった際に大…

枝豆データセットを分類してみた

この間会社の先輩から「IT農家のラズパイ製ディープ・ラーニング・カメラ」(2020、小池誠)という本を貸していただいたので読んでみました。その中でディープラーニングの応用例として枝豆の莢の画像を2粒莢と3粒莢に分けるというタスクが紹介されていまし…

ImageJで葉面積を測ってみた

ImageJを使って単純な方法で画像から葉面積を測ってみました。大まかな方法としては、画像から緑の部分を選択して選択された部分の面積(ピクセル数)を数える感じです。 RGBからLab色空間に変換する RGBのGチャンネルが高いピクセルが緑だと思いそうですが…